異業種の転職に挑戦したい薬剤師が、転職エージェントに相談してみた。

今回の記事は第3話になります。

初めての方は、第1話から読んでもらえるとわかりやすいと思います。

 

異業種の転職に挑戦したい薬剤師が、転職エージェントに相談してみた。

私は異業種での転職活動を開始することを決めましたので、実際に転職エージェントに相談してみることにしました。

自分自身の今後の成長を考えると、新しい分野にチャレンジすることが必要だと考えています。

36歳で異業種の転職だとかなりハードルが高いと思いますが、今までの経験を活かした『軸ずらし転職』というものを試したいです。

 

軸ずらし転職については、motoさんの『転職と副業のかけ算』という本で学びました。

4度の転職によって、会社員として年収240万→年収1000万を実現したノウハウが詰まっています。

転職をしながら自分の価値を高めていく方法は、今後の働き方のベースになってくると考えています。

 

転職エージェントに相談してみた。

まずは、業界か業種のどちらかをを変える転職方法について相談してみました。

実際には薬剤師で異業種の転職を考えている方は少ないみたいで、驚かれている感じでした。

 

具体的な転職理由としては、

・医療費の高騰や薬価改定により、医療業界の経営は難しくなる。

・ドラッグストアの調剤併設やamazonなどの異業種参入により、競合が増えている。

・経営に興味があるので、経営者を目指せるような環境で働きたい。

などを説明しました。

 

昨年は調剤薬局への転職を目指していましたが、転職により年収が下がってしまうこともあり、同業種への転職を断念したことも伝えました。

調剤薬局の社長や部長職での採用の内定をもらいましたが、年収だと650〜800万円くらいが相場でしたので、長期的には違う働き方をして自分自身の価値を高める道を選ぶ方がよいのではという結論に至りました。

経営者についてですが、私の父が自営業をしていた関係もあり、子供の頃から働いている父の姿を見て経営者を目指したいという想いがあります。

 

転職エージェントの回答

まだ方向性などが定まっていない中での面談でしたが、今回の担当の方からは丁寧にアドバイスをもらうことができました。

現状の転職状況についての話しも聞けたので、計画的に準備をしていきたいと思います。

 

転職エージェントからアドバイスをもらった主な内容を、2点にまとめました。

①履歴書や職務経歴書の書類審査が通るのは約20%くらい。

1人で20〜30社に応募をする方もいるとのこと。

職務経歴書が薬局業界向きの書き方なので、アピール部分を変えたほうが良いとアドバイスをもらいました。

 

職務経歴書はあまり力を入れてこなかったので、添削をしてもらうことにしました。

今までは書類選考で落ちるということはなかったので、現実の厳しさを痛感しました。

 

②異業種で転職の場合の給与について

今の転職状況だと、転職により給与が上がる方は1割くらい。

給与がほとんど変わらないのは、2割くらい。

残りの7割は、転職により給与が下がっている状況。

異業種での転職だと給与は下がる可能性が高いとのこと。

 

35歳以上になってくると即戦力を求められると思うので、異業種の転職により給与は下がる可能性があるのは納得です。

今までは仕事のやりがいを重視していましたが、結婚や子育てなどのライフサイクルが変わったことで、お金の面も考えながら転職をしないといけないと考えるようになりました。

自分のやりたいことだけでなく、家族を守るためにも給与が上がる転職を目指そうと思います。

給与を上げる為には、自分自身のブランド力を上げる必要がありそうです。

 

転職エージェントに相談してみた結論。

結論としては、まずは職務経歴書を見直すことにしました。

今までの経歴を再度見直して、自分の強みをしっかり考えたいです。

無料の性格診断も活用したいと思います。

 

次に転職の戦略ですが、ヘルスケア業界での転職状況を調べてもらうことにしました。

薬剤師✕〇〇〇だと、ヘルスケア事業が一番掛け合わせしやすいからです。

例えばECサイトのPB商品企画・開発は、薬剤師をブランドにした商品展開もできると思うので、幅広く企業情報をもらえるようにお願いしました。

 

あとは、新規事業立ち上げのポジションも検討したいと思います。

新規事業であれば、今までの経験を活かせる可能性があると思っています。

 

まとめ

薬剤師業界での転職活動と比べると、かなり長期戦になりそうな感じがしました。

現実は厳しいと思うので、初心を忘れずに新卒の気持ちで勝負をしたいと思います。

 

まずは情報収集をして、市場状況を確認すること。

自分の強みをどのようにアピールできるかも重要になりそうなので、職務経歴書をしっかりと作り込みたいと思います。

 

薬剤師が異業種への転職を目指したいという漠然な目標でしたが、転職エージェントに相談したことで先が見えてきそうな予感がしています。

少し不安な面もありますが、新しいことにチャレンジができる環境でもあるので、今後の自分自身に期待をしたいと思います。