私は35歳です。
仕事では薬局の管理職にもなり、慌ただしい日々を過ごしています。
年齢が上がるにつれて、部下の数も増えました。
責任のある仕事も増えたので、自分のやりたいことが後回しになることが多いです。
スタッフが悩んでいたりトラブルがあると、店舗に行き面談をすることもあります。
20代の頃は、自分がやりたいことを中心に考えていましたが、35歳になるにつれて組織としてやらないといけないことが中心の考えになりました。
仕事の楽しさを見失うこともあり、このまま今の仕事を続けても良いのかと悩むこともありました。
社会人になってからはドラッグストアと調剤薬局での仕事しか経験していなく、いつか違う分野の業界に挑戦したいという想いがありました。
薬局での接客や販売も好きなのですが、健康食品などの商品開発にも興味があるので、実際にもサプリメントや化粧品の商品開発をしたこともありました。
ただしあくまで本業の仕事があるので、趣味の延長くらいしかできていなかったです。
薬剤師の資格やブランドを活かした健康食品や化粧品などの企画開発をするのが夢だったので、いつか挑戦してみたいと考えるようになりました。
今まではいつか新しいことにチャレンジしたいという気持ちだったのですが、35歳になった時にさすがにそろそろ動かないと転職が難しいのかなという焦りが出てきました。
ネットで検索してみると、「35歳転職限界説」なる言葉を発見!!
35歳で転職するのはラストチャンスのような記載もありました。
しかも私は未経験の業界への転職を考えているので、さらにハードルが高くなりそうです。
自分のやりたいことを仕事にするのって大変なことだと思いますが、まずは転職サイトに登録して聞いてみることにしました。
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第1章 転職サイト(キャリアカーバー)に登録する
私が登録したのは、キャリアカーバーという転職サイトです。
キャリアカーバーを選んだ理由としては、
①転職することよりもまずは相談をしたかったので、完全無料のサイトを選んだ。
②自分がヘッドハンターを選ぶことができるので、無理な転職は避けやすい環境。
③薬剤師専門の転職サイトだと、他職種の求人情報は少ない。
が主な理由になります。
登録方法はかなり簡単で、必要な基本情報を入れたらすぐに使うことができました。
登録時間としては5分くらいだったと思います。
ハイクラス限定の転職サイトということもあり、800万円以上の求人数は59636件で、ヘッドハンターの数は2765名でした。(2021.1現在)
ヘッドハンター検索画面では、名前と顔写真だけではなく、
- 業界経験年数 、勤務地、日本語力、英語力、学歴、自己PR、経歴、実績、得意とする案件・領域などが詳細に書かれているので安心感があります。
私は薬局業界から食品や化粧品会社への転職について相談をしたかったので、まずはその領域に詳しそうなヘッドハンターに個別のメールを送って相談してみることにしました。
第2章 35歳転職限界説についてヘッドハンターに聞いてみた
ヘッドハンターに相談メールを送ってから2日後には返信があり、電話で相談をすることができました。
相談内容としては、
①現在は調剤薬局のエリアマネージャーとして勤務をしていますが、食品や化粧品の企画開発の仕事へ転職をしたい。
②35歳転職限界説という言葉をネットで見たが、35歳だと転職は難しくなるのか。
の2点について相談をしてみることにしました。
ヘッドハンターからの回答
ヘッドハンターからの回答は、下記の内容になります。
①の回答
薬局業界から食品や化粧品会社への転職は今まで経験したことがないので、転職できるかは未知数。
食品業界については新卒でも狭き門なので、未経験での転職は厳しいかも。
化粧品会社に関しても即戦力を求めているので、今すぐにおすすめできる求人は少ない。
○○製薬の○○という化粧品ブランドの中途採用を1名募集しているけど、もしかしたら可能性はあるかも。ただし今の給与よりかは下がってしまうと思う。
②の回答
今現在は、20代後半よりも30代前半の方が中途採用を求めている企業が多い。
コロナ禍でもあり20代後半の人材を教育する余裕がなく、30代以上の即戦力を求めていると思われる。
やはり35歳以上になってくると採用しにくくなるのは事実。
ただし経営幹部候補や部長での求人はあるので、それなりのキャリアがあれば年齢は関係ないと思われる。
結果としては、なかなか厳しいような内容でした。
未経験での転職については、35歳になるにつれて転職するのが難しいのは事実。
今までの経験を活かしたような転職をしていく必要はあるかもしれないです。
好きな仕事=給料は下がる傾向があるので、やりがいを持たないと仕事は続けられないと思います。
妻子持ちにもなると自分だけの人生ではなくなるので、きちんと考えて計画をしてから転職を考えるべきだと思いました。
将来の自分像をしっかりと持って、今できることを地道に取り組むことが大事ですね。
第3章 35歳転職限界説を打破する方法
35歳転職限界説について、キャリアカーバーのヘッドハンターに聞いてみましたが、未経験での他業種の転職については事実であることはわかりました。
35歳で転職をする場合は、今までの経験を活かせる転職を考える必要はあるかと思います。
35歳の転職になると、マネジメントなどの経験を求めている求人が多かったです。
35歳で新しいことを挑戦するのは勇気がいることだと思いますが、それ以前にチャレンジができる受け皿がないことがわかりました。
転職をする前に、今のうちから準備をしていくことは必要かもしれません。
転職をするまでに部下を育成できるような経験があると、転職には有利だと思います。
35歳までにどのくらい経験を積めるかが重要だと思います。
それをできるだけ早い年齢で気づくことが大事なことですね。
35歳までにやっておけばよかったことについてまとめています↓↓↓
35歳までに絶対やっておけばよかった3つのこと。失敗・挫折から学ぶ。
まとめ
今回は、キャリアカーバーに登録をして、現在の転職状況について調べてみました。
年収800万円以上の求人多数
ハイクラス転職はキャリアカーバー
薬局業界しか知らない私は、35歳になるとこんなにも転職が厳しくなることは知りませんでした。
今回登録をしてみて気づいたことは、
①今の会社で働いている仕事内容は、社外でも通用するのか?
②今の会社が倒産した時に、他の会社で雇ってもらえるような経験や能力があるのか?
の2点が非常に重要だと感じました。
転職をする前の準備期間を有意義に過ごすことができれば、35歳限界説も関係なく転職ができると思います。